カウンセリング行きましょうよ(体験談)



(この記事は2019/3/28にリライトされました)

みなさん毎日お疲れ様です。藤村です。

カウンセリング、めっちゃ敷居高いとは思うのですが、ぜひ行って欲しいです。保険適用じゃないのでめちゃ高いですが、それでも行って欲しいです。しかも人によっては数年単位の時間がかかりますが、それでも行って欲しいです。ソースは私です。

なんか色々つらすぎるけどなにがつらいのか分からない、っていうかもう人生ってそういうもんだよね?!みたいになっちゃってる人、精神科ではなくカウンセリングに行ってください。いや、精神科でもいいかもしれないんですが、何が主訴なのか分からないとちゃんと治療してもらえない(もちろんテキトーに治療されるというわけではなく、先生側も何をどうしたらいいのか明確に分からないので治療が迷走する可能性がある)ので、私としては、カウンセリングに行って「そもそも何がつらいのか」を理解した方がいいと思います。

私は純粋培養のAC(祖父母の代から毒)なので、物心ついたときから抑鬱状態(当時は自覚なし)でしたし、友人もACと思われる人ばっかりです。でも意外とカウンセリングや心療内科・精神科には行かないんですよね。毎日つらそうだったり傷つけられたりしても、私はそういう星の下に生まれたから…みたいになっちゃったり、みんなそういうもんでしょ? と勘違いしていたりします。
それで自己完結してそれなりの人生を強く生きるならまだしも、やっぱしんどすぎるので周りに依存気味になってしまったり、依存症になりかけたりしていて本気で心配です。カウンセリング行けよって事あるごとに言ってるんですけどね。。。こういった経緯もあるので、私の友人たちに届けるつもりでカウンセリングの良さを語りたいと思います。

メリットとかどうでもいいから具体的にどんな感じなのか教えてくれ!!!という方はこちらを見てね。


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メリット1:なんでも話せる


まずいちばんのメリットは、「何でも話せる相手ができる」という点かなと思います。まあ私もカウンセラーさんに自分のすべてをさらけ出しているかというとそこまでではありませんが、友人や家族や恋人に対しては、「これは立場上言っちゃいけないな」とか「この人にこれを言ったら傷つけちゃうかも」とか、相手によって気遣うべきポイントが絶対あるじゃないですか。

たとえば愚痴!第三者に対する愚痴だったとしても、相手も気分悪いですし、こっちも「ほんとごめんね、でも誰かに言いたくて、、、」みたいな矛盾した気持ちのまま話すことになるのであまりスッキリしないときもあります。あと仕事上の悩みなんかも、守秘義務があっておおっぴらに話せないこと多いですよね。私はカウンセリングでもなんとなく気にしてしまって実名を隠し気味にしながら相談することが多いですが(笑)、カウンセラーさんは秘密厳守なので何でも話せます。

あとは自分のパーソナリティに関わる話も、ある程度カウンセラーさんと信頼関係ができれば心置きなく話すことができます。たとえば、私はコテコテの「女子」っぽい人やそれに反応する男性が苦手で、特にそれが顕著になる飲み会などの場が大嫌いなのですが、その話から自分の性自認の話にまで話題が広がって面白かったことがあります。

//ここから余談

私はけっこう女子っぽい(アナウンサーみたいな)ファッションをしますし見た目はかなり女子女子しているのですが、立ち振る舞いや異性との関わり方は完全にフラットなので初対面の男性は大抵オロオロします。
なにかを「やってもらう」とか「お願いする」とか「持ち上げる」とか「無邪気に喜ぶ」とかいう仕草を全くしませんし、同性異性かかわらずかなり強めのツッコミもするので、「男として」私に関わろうとしてくる人や、女性にはこうしてあげればいい、みたいなお節介を標準装備している人は苦笑いです。イケメンと呼ばれる人たちとはまあ見事なくらい仲良くなれません。今まで理由が分からなかったのですが、そういった話をカウンセラーさんとすることで少し納得がいきました(笑)
カウンセラーさん曰く「女子っぽさが苦手という割には、自分の女性性を嫌っているわけでもなさそうだし、ファッションで取り入れたり、楽しんでいる節もある。もし感情的に引っかかっていることがあれば逆にすごく男っぽくなろうとしたりするものだけれど、そういうわけはなさそうだから、シンプルに『成長段階で女性性に触れたり憧れたりする機会がなかった』んだろうね」とのこと。わかりみが深い。

ちなみにカウンセラーさんはいわゆる「女子っぽい」人のこともdisったりしません。日本中にたくさんいますし、世界中にもたくさんいると思いますし、それがいいことなのか悪いことなのかは置いておいて、「そういう振る舞いはしないの?」とだけ聞いてくる感じです。disらないので、もちろん私のことを持ち上げたりもしません。女性の固定観念にとらわれてなくて素敵!みたいなことは言いません(笑)私もそうは思ってませんし。

//ここまで余談

仕事や恋人や友人関係で悩んだときも、それらとは全く関係のない第三者としていてくれるカウンセラーさんには、何の迷いもなくお話ができます。変なアドバイスや説教もされないので本当におすすめです。

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メリット2:悩みの根源がわかる


悩みの根源って、一人で考えていても永遠にわかんないっすよ。これはもう断言したいレベルです。わかんないです。悩んでいるときほど視野が狭くなるので、能動的に「視野を広く持とう」とか思っても広がりません。軽度な悩みや自分以外の悩みだったらできるかもしれませんが、家庭や仕事の問題の場合は基本無理だと思った方がいいと思います。諦めてください。

高校時代から大学時代にかけて、色々な悩みをググっては考え、ググっては試し、時々本を読んで考え、試し、全部ダメでした。そもそも自分がAC(アダルトチルドレン)だと自覚したのもカウンセリングに通って半年経ったあとだったほどです。それまではACの記事を目にしても「自分は当てはまらない」と思ってたんですよ。チェックリストを見てもピンとこなかったり。なぜかって、「自分の感情がわからなかった」からです。怖い話ですね。感情がわからなければチェックリストにチェックしようがないんですから。

ちなみにアダルトチルドレンについてのチェックリストは以下のようなものが参考になります。アスク・ヒューマン・ケアさんはAC関連の書籍も出していたりして結構お世話になっています。


そうそう。ネットにいくつも転がってる「チェックリスト」ですが、あれってそもそもああいうチェックを冷静に(客観的に)できる人が少ないんじゃないかと思います。もちろんいるにはいると思うんですが、特にACや気分変調症みたいに長年その症状とお付き合いがあると、もう自覚できるレベルじゃなくなってるはずなので。

そういった意味でも、プロに客観的に自分の発言や行動、仕草、人生をじっくり見てもらって一緒に考えてもらうのがいいと思います。私がカウンセリング初回で言われたことは「厭世的だね」。もう世の中に何の期待もしてないんだねと言われました。それがすごく意外だったとかいうわけではないんですが、私が「あれが理不尽でこれがうまくいかない」と淡々と話す中で、単純に「私が発言したことそのもの」ではなく「発言の態度や内容の偏り」について一歩引いて観察してもらっていたことに大変感動しました。

ちなみに今も言われ続けているのですが、「大変な話をニコニコ喋るよね」と。こういう人AC界隈多いんじゃないでしょうか。私の友人たちもそうです。大変なことが大変すぎてもう笑うしかない状態に入ってますよね。それ、おかしなことなんですよ。周りにも大変さが正確に伝わらないので適切な援助を得られなかったりします。そういった方はぜひカウンセリングに行って適切な援助を得られるように、感情の出し方を練習しましょう。

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メリット3:相手の話を聞く時間がない


特に私のような、(自分で言うのもなんですが)頭の回転が早くて大抵の相手を置いて行ってしまったり感心されたり、「あなたは頭がいいから」といろんな意味で一目置かれてしまうタイプの人は、自分の相談内容に触発された「相手の自分語り」を聞くことがマジで苦痛なんじゃないかと思います。
私は基本的に相手を尊重したいですし、相手の感情をふんわり受け止めたいタイプなのである程度誠実に聞きますが、ほんとに疲れます。正直心の中で「そういうことじゃねえよ」とか「浅いな、、、」とか思っちゃうのですが、単純に「私の話を真面目に聞いた上で、自分の持っている経験から何か言えることがないか真剣に悩んでくれている」その姿がありがたいので、ちゃんと受け止めて聞きます。でも疲れるんですよ。疲れるんです。そこはもうどうしようもない。

でもカウンセリングではそういった話は全くありません。私が話して、それに対してカウンセラーさんがちょっとフィードバックしてくれる。もしくは関連する質問をされて、さらに私が話す。その繰り返しです。もう何年もお世話になっているカウンセラーの先生ですが、先生のことは全く知りません。名前と、臨床心理士であることしか知りません。見た目で性別と年齢は大まかにわかりますが、実際どうなのかも知りません。結婚しているのか、お子さんがいるのか、知りません。一つ知っていることを絞り出すなら、大学時代に接客業のアルバイトをしていたらしいことくらい。

本当に先生は自分のことを何も話しません。話すとしたら「私」についての話題のみ。それがカウンセリングでは当たり前の話ですが、本当に心地の良いものです。
私はカウンセリングでのセッションをもうかれこれ通算7,80回くらいしていますが(しすぎですね)、セッション後に疲労が残ったことは一度もありません。毎回すごくスッキリします。人によっては先生に言われたことが心に引っかかったり、図星なことを言われてショックを受けて次回のセッションに行けなくなったり(それも正常な反応とのこと。あえて覚悟して言ってみることもあるそうです)、そういうこともあるらしいのですが、私は全くなし。それは私がカウンセリングルームの外で常に「自分の話を聞いてもらう」ことに「人の話を聞いてあげる」というコストを払いまくっているからなのかもしれません。

逆に「アドバイスが欲しい」人は行かないほうがいいかもしれません…、が、そういった人も実はカウンセリングに行ってみてもらいたいと思っています。
アドバイスが欲しい人に臨床心理士は色々な質問をすると思います。「他の人にアドバイスはもらえた?どんな内容だった?」とか、「自分で考えてやってみたことはある?それはいつ?」とか、「今までどんな悩みに対してアドバイスをもらって、どうやってみた?」とか、「どうしてアドバイスが欲しいの?うまくいっていないと思う理由は何?」とか。そんな質問に答えていくことで、自分が何をしたかったのか、誰にアドバイスを求めるべきか、そもそも求めるべきものはアドバイスではなかった、などなど、気づきが得られると思います。

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メリット4:距離感が適度


これは私の経験にすぎませんが、臨床心理士であるカウンセラーさんはクライアントに触れません。私は2人の臨床心理士さんと1人のセラピストさんに会いましたが、私に触れるのはおろか、近づいてきたのは「セラピスト」さんだけでした。これはとても大事なことだと思います。過去とあるセラピーに行った際、1時間ほどのセッションの中でなんの許可もなしに肩を触られてめっちゃビビりました。異性だったこともあると思いますが、正直気持ち悪かったです。

(ただし!行って良かったとは思っています。後悔はないです。その内容については以下をご覧ください)


先ほどのメリット3でも話しましたが、物理的な距離感だけでなく心理的な距離感も適度にあり安心感があります。カウンセラーさんは自分語りをしないので、変に距離が縮まることもありませんし、近づいてこないので(握手とかもしたことないです)カウンセリングの内容にきちんと集中できます。

また、カウンセリングは決められた時間でぴったり終了します。私の場合は50分。だいたい終了数分前になるとゆるゆると「今日の締め」みたいな話になって終わります。ダラダラと話し続けたり、逆にスパッと終わってしまったり、そんなことがないのでそういう点も安心です。これも適度な距離感を保つために一役買っている要素かと思います。決められた時間を越えたり、カウンセリングルーム外での関係を持ってしまうと、おそらくカウンセラーさんへの「依存」にぐんと近づくのでしょう。

(カウンセリングをよく知らない元彼から「カウンセラー依存」と言われたときの記事はこちら)


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私が長年カウンセリングルームに通って感じる良さはこんなところです。ちなみに、結構重要なことなのですが、私のカウンセラーさんは「臨床心理士」です。他に国家資格の「公認心理師」や民間資格の「メンタルケアカウンセラー」「メンタル心理カウンセラー」「メンタルケア心理士」などがありますが、歴史的にも社会的にも、一番実態がよくわかって信用度が高いのが「臨床心理士」です。
「公認心理師」は歴史がまだ浅い上、医師との連携を目的とした資格らしいので、私が上に挙げたような行為を期待していると少し肩透かしを食らうかもしれません。他の資格についてはもう全く実態がわからないので、おすすめしようがありません。各種資格お持ちの方、申し訳ないです。リスクを避けるためには、一旦、大学院まで通って心理学をみっちり学んだ「臨床心理士」さんを選んでおきましょう。もちろん合わない先生に当たってしまうこともあるとは思うので、そのときは遠慮せずに受付の人にでも相談して担当を変えてもらってください。

私のカウンセラーさんは私と性格面が割と似ているので、かなりフィットしています。特にカウンセラーさんとしていいなと思うのは「聞いてあげてますよ感」がないところと「社交辞令の微笑み」みたいなのがないところですかね。先生から「暖かな感じ」とかは全然感じられませんが(そんな感じを出してないので)、真面目に実直に私の話を聞いて考えてくれている態度が本当にありがてえって思ってます。みなさんもぴったりの先生がみつかりますように。ていうかそもそも、みなさんがカウンセリングに行ってくれますように!

(行きたい!興味ある!という方はこちらを見てね。)



藤村

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