人間社会、「生きる」ベースで動いているので「死にたい時に死ぬ権利」とか普及しなさそう



こんにちは!藤村です。

なんかすごい憂鬱な記事で申し訳ないですが、将来について悩むたびに思ってることです。

※この記事は自殺推奨記事ではありません。むしろ「自殺」なんて誰も得しない行為をなくすために、計画的に楽に死にてえよな!と言うひとりごと記事ですので誤解なきようお願いします。

死んだらダメという謎のルール


江戸時代、日本人の寿命は50歳あたりだった、らしいです。テレビとかでもたまに耳にしますよね。

まあ正確なところは全然分からないみたいなのですが、当時の史料から、
そもそも子供のうちに死んでしまう人も多かったことが知られているようです。
60歳、70歳あたりになるともう長寿扱い。

そして戦後、医療の発達だったり衣食住の変化とともに平均寿命がバンバン延びていくわけですけど、
なんのために延ばしてんだっけ?って思いません?

つまるところ「死にたくない」から延ばしてるだけじゃね?って、いつも思ってます。

私も最近は具合が悪いことが多かったり、人生の節目(分岐点?)にさしかかっているという自覚があるため、「あーあ死んじまいてえなあ」と思うことが時々あるのですが、
楽な死に方とかググってみても「死にたい気持ちを楽にする方法!」みたいなのばっかり出てきてうんざりします。

生きていればいいことがあるとか、手垢のつきまくった言葉ばかりが並んでいたり、
自分の経験を語りまくって「だから君達も生きよう!」みたいな謎の締めで終わっている記事だったり、ほんとうざいですよね。

お前のことなんか知らんがなと。

私は「詰んだな!」と思ったら死ぬことを考えて生きていますが、どこで自殺すれば迷惑がかからないのかとか、いまいちまだわかってません。
日本だと樹海くらいしかないんですかね。樹海で餓死?

社会は全て「生きる」ベースで動いている


あほみたいな疑問ですけど、なんで死にたいって気持ちは尊重されないんでしょうか?

それは人間社会が(というか生物全般が)「生きる」ベースで動いているからですよね。
「生きて」何をするか、どう「生きる」か、っていうのが前提にあるので、
自殺したい人は仕方なく電車に飛び込んだり、首を吊ったりするしかないのかなと思います。

別に迷惑かけたいわけじゃないと思うんですよね。
他にうまい方法がなかったり、我慢して我慢して、耐えて耐えて、その先にふっと「切れて」しまう瞬間があるだけなのではないでしょうか。

生きたい人がいるなら、死にたい人もいる。
そういう考え方で社会をつくっていかないと、ある種の「迷惑な自殺」は減らないですし、私含む「生きるの大変な人」がしんどい思いをしつづけるだけじゃないかなと思います。

それに自殺って「突然」です。
自殺をほのめかしたり、目に見える形で準備なんかした日にはみんなに止められたり、警察が来たりしてしまうので、「突然」やるしかないという側面もあります。

友人や家族を自殺で亡くしてしまった人たちの多くは、その「突然さ」に深く傷つきますし、そういうことも考えると、やっぱり「いい感じに死ねるシステム」があったほうがいいんじゃないかなあと思いますよね。

※私は友人を病気で亡くしています。身の回りの人間が死ぬことについて感じることはよくよくわかっていますが、やっぱり死因が「自殺」がそうでないかで受け取る衝撃はかなり違ってくるんじゃないかなあ、という意味です。周りのことを考えれば死なないこと(=生きること)が最優先されてしかるべきだとは思いますが、自分の死にたい気持ちを一生懸命抑えてまで、周りの期待に答え続けて生きることを強いられる必要もないと思っています。

もっと楽に生きるために、死に方を選べる社会になってほしい


スイスなどでは自殺幇助がある一定の基準で合法化されていたりしますが、
それって対象者が末期のがん患者とか、そういった「安楽死」を望む人たちなんですよね。

私は別にがんとか患ってないですし、耐え難い痛みや、不自由な体を持っているわけでもないですが、
いつまで生きるのか分からない自分の「人生」の重みが、もうすでに耐え難いのです。
そういう人にも「死ぬ権利」が与えられてほしいなと強く願っています。

ほんと、老後のことを考えると吐きそうになります。

すでに生きるのがしんどいのに、働けなくなったり、動けなくなったりして、お金がなくなって、楽しいことも減って、友人や彼氏(旦那さん)も死んでしまったりしたら。。
住む家を失って、路上生活を余儀なくされてしまったら。。

そういうことって全然「妄想」じゃなくて、わりと現実に起きうることだと思います。
私は現に社会人数年目で一度転職のすえ休職してますし、親とも縁切ってますし、結婚してないですし、蓄えないですし、体力も精神力もヨワヨワなので、まじで詰み一歩手前です。

なので正直、老後なんて欲しくないんですよ。
若さでなんとかなる時期だけ目一杯生きて死にたいんです。

たとえば「30歳の誕生日までは死んではいけません。それ以降は自由意志で安楽死できます」みたいな法律があったら、

「よし!体調悪いし会社辞めよう!週3回の派遣にして、あとは貯金を切り崩して生きよう!それで貯金が尽きて病気が悪化したら死のう!」
って、思えるんですけどね。
こう思えるだけで、今の体調不良の半分はなくなるので、結果的に長生きできる気もします(笑)

まあこういうのは、限界までお金を借りて遊んでから死んでチャラにする、みたいな悪用も十分あり得るので現実には難しいと思いますが。。

きっとこれからも死に方を考えると思う


私はきっとこれからも、「どうやって死のうかな」と考え続けると思います。

だって70歳まで働き続けることとか絶対できませんし、なんなら30代で無職になったりワープアになったりする可能性も十分あります。

幼少期のうちに、すでに「逆境の中で頑張る力」を使い果たしてしまった感もあり、
これ以上めちゃめちゃに頑張る気力なんて一ミリもありません。

ほんと、ここまで生きればOK!みたいな基準作って欲しすぎますし、死ぬ方法や時期くらい選ばせてもらってもいいじゃないの。
ここまで進歩した社会なので、「延命」の次は「安楽死」についてもっと良いシステムが生まれればいいなと願っています。


藤村



あとがき:
人間が「生きる」ベースで動いているのは、ヒトが群れで生きていくタイプの生物であるからだとも思います。勝手にボコボコ死なれたら群れ(社会)が形成できなくなっちゃうので。でも、もう十分日本人は長生きできるようになったんだから、ある程度の基準を超えたら「死ぬ権利」も与えてくれたらいいのにね?というニュアンスです。


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