「この前言ってたことやっぱり違いました」と言えることのうれしさ



みなさん今日もお疲れ様です。藤村です。

ここ1年くらい「気分の落ち込みなおったわ」と思ってそれをカウンセラーに話すと「いやまだでしょ」と返されて、色々話した結果「確かに良くはなったけど全然なおってないね、、、」と納得するみたいな流れを何度も繰り返してしまいます。ありがちな流れ。

もちろんカウンセラーさんも気がつかなくて「よかったね!」みたいになっちゃったり、私もカウンセラーさんも私の苦しみを探し当てることができなくて時間が緩慢に過ぎていくみたいなこともあります。

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先日精神科へ行った際、「元気にはなったんですけど、きっと復職するとまた同じことが繰り返されて休職してしまいそう」というようなことを話しました。でも帰り道で「あれ?私元気になってないな?」と思うわけですよ。相対的に割とよくなっただけで別に全然元気じゃない。

・眠れる
・食べれる
・ブログとか書ける

けど

・寝る前に1時間くらい希死念慮と戦う
・起きてるときも希死念慮と戦う
・外に出るのが怖くて週3日くらい家から1歩も出ない
・外に出ても電車は絶対使わない(徒歩30分圏外は行けない)
・友人と話したり会うことを想像するだけでストレスなのでできない

んですよ。
これ明らかに「元気」じゃないですよね? でも「元気になった」と言ってしまうのが私の悪い癖。私の友達もよく間違えてます。「最近は元気」と言うのでどの辺が?と聞いてみると全然元気じゃねえっていう。人として最低限死なないようにはなった、くらいのことを「元気」って言っちゃう我々。

私なんて休職者担当の社員さんのメールに毎月「もう治りかけなのであとはまた休職しないようにどうしたらいいかをを先生と検討しています」って書いてますよ。毎月治りかけって言っちゃうんですけど全然治りかけてないです。なんならあと半年くらい休ませて欲しいし今の会社には戻りたくないです!なんなんですかねこれ。見栄というには悲しすぎるし。

まあ間違えちゃうのはもう癖というか習慣なので、すぐに変えられないですし、調子悪い時ほどこういう謎のミスが増えるのでどうしようもないんです。無理はない。だから、まずできることは「この癖をなおす」ことではなく「『この前言ってたことやっぱり違いました』と言えること」なんだと思います。
もちろんそういう「発言のブレ」ってちゃんと信頼関係が築けている相手か、どっしり「構えて」くれている相手じゃないと受け入れてもらいづらいので、受け入れてもらえる環境づくり、相手探し、も重要です。転院先の先生は大丈夫そうなので安心です。今度の診察で絶対「前回元気になったとか言いましたけど違いました。マシになっただけで社会生活は全然無理です」って言おうと思います(笑)ごめんね先生、、、

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私の家庭で「さっき言ってたことやっぱり違った」という発言はマジで許されていませんでした。そういう行為は全て「親への裏切り行為」「親を騙す行為」として重罪でした。謎だねえ。誰だって間違えるのに。あの人たちもきっと子どもの知らないところで勘違いしたり間違えたりしていただろうに。

でも「違いました」って言っていいんですよ。特に数字で測れない「気持ち」や「体調」のことは。自分のことって相対的に捉えがちですし(昨日よりはいいとか、去年より悪い気がするとか)、それを人に正確に伝えるなんて難しいことこの上ない。緊張もするし、心配事や不安も多いので仕方ない。だから「違いました」とあとから言えること、治療中はとても大事ですよ!

藤村

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